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iOS では、制限設定プロファイルを使用することで、管理対象アプリケーションと管理対象外アプリケーション間の書類(ファイルやデータ)の保存および共有を制限できます。これにより、情報の漏洩リスクを軽減し、セキュリティを強化できます。 
管理対象アプリケーションと管理対象外アプリケーション間の書類(ファイルやデータ)の保存および共有を制限したい場合は、下記の項目を制限してください。

1. 管理対象外出力先で管理対象ソースからの書類を許可
▷ 管理対象アプリから管理対象外アプリへのデータ保存や共有を制御します。

2. 管理対象出力先で管理対象外ソースからの書類を許可
▷管理対象外アプリから管理対象アプリへのデータ保存や共有を制御します。

※ 管理対象: CLOMO PANEL から配布したアプリケーションのことを指します。
※ 管理対象外:デバイスに元々インストールされている「ファイル」などのプリインストールアプリケーションや個別に Apple Account を使用して App Store からインストールしたアプリケーションを指します。

制限項目の使用例

Teams アプリ(管理対象) と「ファイル」アプリ(管理対象外)間のファイル連携を制限したい場合の使用例をご紹介します。

管理対象外出力先で管理対象ソースからの書類を許可

当該項目のチェックを外したプロファイルをデバイスに適用することで、次の操作が制限されます。

  • Teams チャット内で共有された Excel ファイルなどを「ファイル」アプリ内へ保存する操作

具体的な挙動については、以下の画像をご参照ください。

Teams アプリで共有された Excel ファイルを保存しようとした際、「ファイルへ保存」ボタンがグレーアウトされ、保存操作が制限されます。

※One Drive などのクラウドサービス上への書類の保存は制限できません。

管理対象出力先で管理対象外ソースからの書類を許可

当該項目のチェックを外したプロファイルをデバイスに適用することで、次の操作が制限されます。

  • Teams チャットで、「ファイル」アプリ内のデータを送信する操作

具体的な挙動については、以下の画像をご参照ください。

Teams アプリで「ファイル」アプリ内のデータを共有しようとした際、「ファイル」アプリ内のデータが非表示になり、共有操作が制限されます。

※ One Drive などのクラウドサービス上の書類の共有は制限できません。

制限設定プロファイルの作成およびインストール手順につきましては、以下のマニュアルをご参照ください。

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