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CLOMO では指定した日時にコマンドを予約登録することができます。
コマンド予約登録は予めコマンドを予約しておくことで、デバイスの利用頻度が少ない夜間や大量のデバイスをセットアップする際のネットワーク負荷軽減のため、日時を指定してコマンドを実行することができる便利な機能になります。

目次

コマンドを実行する

ここでは iOS の「アプリケーションのインストール通知コマンド」を例にコマンドの予約登録方法をご紹介します。

1.「Devices」を選択します。

2. コマンドを予約登録したいデバイスを選択します。

3.「コマンドを選択してください」から「アプリケーションのインストールを通知」を選択します。

4.「次へ」を選択します。

5.「選択してください」から、インストールしたいアプリを選択します。

6.「+ アプリケーションを追加する」を選択します。複数のアプリをインストールしたい場合は、手順5と6を繰り返してください。

7. 各項目を設定します。

項目名詳細
VPP配布方式「管理配布」を選択します。
「引き換えコード」は、2021年以降 Apple の仕様変更により利用できなくなりました。
VPPライセンスの自動付与VPP アプリを配布するためにデバイスに付与が必要な「VPP ライセンス」の付与を同時に行えます。「付与する」をおすすめします。
実行日時コマンドを予約登録する場合は「実行日時」で「コマンドを予約登録する」を選択してください。選択後、実行する日時を設定することができます。

8.「OK」を選択します。

9. コマンドが予約された旨のお知らせが表示されます。

予約登録可能なコマンド一覧

iOS

iOS では以下のコマンドが予約登録可能です。

※:目安として1000台分のコマンド予約を登録した場合、デバイスに適用されるまで約10分程度かかります。

  • アプリケーションのインストールを通知
  • OSアップデートをダウンロード※1
  • ダウンロード済のOSアップデートを適用※1
  • パスコードを解除
  • 構成プロファイルをインストール※2
  • 構成プロファイルを削除※2

※1:コマンド予約登録が可能なデバイスは OS バージョン 10.3以降となります。macOS は対象外です。
※1:対象のデバイスは監視対象モードである必要があります。
※1:コマンド予約登録中に新規の OS アップデートがリリースされた場合、予約登録中のアップデートコマンドはデバイスに適用されません。
※1:「OS アップデートをダウンロード」が実施されていないデバイスに対して「ダウンロード済の OS アップデートを適用」コマンドを実行してもデバイスには適用されません。
※1:制限設定プロファイルにて「ソフトウェア・アップデート遅延」設定を適用しているデバイスで、「OS アップデートのダウンロード」や
「 ダウンロード済のOSアップデートを適用」コマンド実行中に、デバイスで「ソフトウェア・アップデート」画面を開いた場合、実行しているコマンドがキャンセル扱いになる場合があります。
※2:サービス接続設定プロファイル、独自証明書プロファイル、VPN 設定プロファイル、Exchange ActiveSync接続プロファイルはコマンドの予約登録ができません。

Android

Android では以下のコマンドが予約登録可能です。

  • アプリ構成ポリシーを適用
  • 管理プロファイルをインストール
  • 管理プロファイルを削除

予約登録したコマンドを取り消しする

1. 「Jobs」画面を選択します。

※ 予約可能コマンドの実行権限を持つ管理者に限り「Jobs」画面を表示することができます。

2. 取り消したいコマンド予約を選択します。

※ ステータス「実行待ち」以外のコマンド予約は取り消しできません。
※ 複数選択した場合は、ステータスにかかわらず「このジョブの操作」が表示されます。なお、ステータス「実行待ち」以外のものを取り消ししても、取り消しは反映されません。

3. 「このジョブの操作」から「キャンセル」を選択します。

4. 「実行」を選択します。

5. 「OK」を選択します。

6. 画面上部にお知らせが表示されたら完了です。

7. フィルターの「ステータス」から [ キャンセル ] をクリックすると、取り消ししたコマンド予約が表示されます。

※ 取り消したコマンド予約を復活させることはできません。再度該当デバイスに Devices 画面からコマンドを予約登録をする必要があります。